包装は次世代レトルトパウチへ
2012年に発売されたキャンベルのレトルトパウチ、2013年にリニューアル発売されたボンカレー(大塚食品)には、次世代レトルトパウチの片鱗が見て取れるといいます。キャンベルのスープには、透明バリアフィルムを使用して、中身を見せているところや胴部に白色PETを使用して、内容物の色の隠蔽性を高めています。また別の商品では、胴部表面にマットコートを使用して、ラミネート構成にアルミ箔および直線易カット性を有するナイロンフィルムを使用しています。これらは熱いうちに内容物を取り出す手助けとして定着していくと言われています。またこれらには電子レンジの加熱時の内圧開放機構はまだ装着されていません。透明バリアフィルムで世界のリーダーである凸版印刷のGLフィルムは2013年現在で、世界40カ国で使用実績があります。