緩衝材を役立てる

先日、友人の独り暮らしの新居に、招かれた時のお話です。余計なものがほとんどない、暮らしぶりではあったのですが、やけに部屋の大きさから比較すると、家具が巨大過ぎるのです。なぜ、そんな、家具のチョイスをするのかを尋ねたところ、海外出張が長い夫の留守には、広すぎると感じたタワーマンションを引き払い、代わりに、駅近の小ぢんまりとした独り暮らしには十分な広さの1DKを購入したと言うのです。友人の夫は、日本に帰宅する際には、必ずと言っていいほど、彼の実家にも帰省するらしく、夫婦水入らずの時間を過ごすには、友人が夫の海外の赴任先へ滞在するしかないのだそうです。そんな渡り鳥のような暮らしには、このくらいの1DKで十分なのよ。家具が立派過ぎるのはおかしいけれど、不自由はないからという彼女は、温かな珈琲を入れてくれました。キッチンも、独り暮らしだと、ほとんど料理をしないのか、なんだかリフォームしたての室内でした。良く家具類をみると、冷蔵庫やテーブル、ソファーの下に、なにやらシートが敷いてあります。どうしたの?まだ、引っ越し業者さんが来るの?と質問してみると、この部屋も、海外と夫の実家の行き来で、ほとんど居ないから、夫の仕事の動きがあった時には、貸し出すか売りに出そうと思うの。そんな時に、生活感があると、価値が下がっちゃうでしょ。と話す友人は、隣の寝室も見せてくれました。タンスや、ラックなどの下にも、きちんとシートが敷いてあります。こうしておくと、床に、家具の後が付きにくいのよ。お昼間は、UVカーテンをきちんとしたりすると、壁紙の日焼けも減るわよ。以前は、レジャーシートと敷いていたのだけれど、なんだか柄やイラストが入っていて、子どもっぽくて、引っ越し後、もう一度、引っ越し業者さんに来て頂いて、全て、緩衝材を敷いたのよ。ホームセンターなんかで、緩衝シートというネーミングで、売ってる事が多いかな。家具の下に敷くには、とっても便利なのよ。本来は、小包を郵送する際の、段ボールなどの隙間を埋める為の、緩衝材や梱包材として使用するようなのだけれど、値段もお手頃で、私は大好きで、暮らしに取り入れているのよ。と、タンスや、引き出しの中を開けて見せてくれたのですが、全て内部にも、緩衝材が敷いてあり、キレイに使用されていました。お部屋もそうだけれど、家具なんかも、いつ不用になるかわからないから、なるべく綺麗に使用して、いつでも高値で処分できるよう、日常から準備をしているのよ。緩衝材の暮らしの中での役立て方を教えてくれました。彼女は、私の緩衝材ライフの先生であります。子どもが居たら、緩衝材を敷いただけでは、収まらないけれど、ほら、うちはできなかったからね。と笑った彼女の、自分の人生を楽しもうとしている姿勢に、感銘を受けました。

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